平成30年度 23月インターンシップ活動報告

 

平成30年度 春のインターンシップは神戸大学1回生、同志社大学1回生、立命館大学2回生、関西大学2回生の計4名で活動いたしました。

 

 【少年野球チーム フェニックスの練習お手伝い】

太田議員が顧問をしている高槻の少年野球団『フェニックス』の練習に参加させていただきました。ティーバッティングやノックでは、小学生の力いっぱいのスイングや、球威のある送球に圧倒されました。その後、選手やコーチの方たちと一緒に約30分間のランニングをしました。小学生のその元気さとスタミナについていくのに必死でした。中にはおサボりしていた子も。。。

 あまり役に立てなかったかもしれませんが、貴重な体験をさせていただきました。『フェニックス』のみなさん、これからも頑張ってください!!                (立命館大学2回生 K.Y

 

 

【高槻市立しろあと歴史館見学】

 しろあと歴史館では、江戸時代を中心に高槻の歴史について教えていただきました。展示11つ丁寧な解説をしてくださり、とてもわかりやすかったです。その後、現在展示されていない物が保管されているバックヤードも見学させていただきました。温度、湿度が完璧に調整されていたり、展示していない物を保管するための環境が完璧に整えられていたりしました。展示されていない物についても丁寧な解説をくださり、学芸員さんの歴史と歴史館への愛を感じました。(立命館大学2回生 K.Y

 

 

【高槻市交通部 芝生営業所訪問】

 高槻市交通部の芝生営業所では市バスについて学ばせていただきました。まず、市バスの歴史や事情、現在の取り組みなどを詳しく講義していただきました。大阪府の市営バスは、現在大阪市と高槻市のみにしかないということを初めて知り驚きました。

 さらに、実際にバスの中を見学し、運転席に座ることもできました。ドアの開閉ボタンなど、運転手でなければ触れないところを触ることができ、盛り上がったインターン生4名でした。(立命館大学2回生 K.Y


 

 

IT課訪問】

 高槻市役所総合センター5階にあるIT課を訪問いたしました。e-たかつき計画や、マイナンバー制度のお話、その他情報管理についてのお話を、丁寧に詳しく教えていただきました。今流行りのAIについてのお話も混ぜていただき、難しい部分もありましたが、とても興味深いお話ばかりでした。                (立命館大学2回生 K.Y

 

 

【交通指導】

 太田議員は高槻市交通指導員協議会の会計監査に就かれており、その活動の一環として、芥川小学校の周辺で朝の登校時の交通指導をされています。私も今回これに同行させて頂きました。もともと、議員の方が小学校前で挨拶をしているというイメージが無く、生徒達や地域のPTAさんと触れ合う太田議員の姿が印象的でした。生徒達は、眠そうに目をこすりながら来る子、朝から元気に走ってくる子など様々で、とても可愛かったです。また、おはようございますと挨拶を返してもらえるのは嬉しく、温かい気持ちになりました。

 歩道橋に潜む事件や事故の危険性についてお聞きし、子どもたちの安全を守るためには様々な状況を想定しなければいけないと感じました。私が小学生だった頃にも、このように地域の方などが見守ってくださっていたのかと思うと、当時は気付けなかったことではありますが、感謝の気持ちでいっぱいです。             (関西大学2回生 A.U

 

 

【子育て総合支援センター】

 子育て総合支援センターでは、運営に関するお話をお伺いし、施設の見学をさせていただきました。建築されてから約10年経っているのにとても綺麗な建物で、子どもが遊べるプレイルームがとても広かったり、無料で行っているイベントや子育てに関する講座があったりと、利用しやすい工夫がされていました。また、子育て等に関する相談窓口が併設されており、家庭相談や虐待の問題に力を入れていると感じました。

核家族化や地域や近所との関係の希薄化が進んでいる中で、子育てを行う方達にとって、子育て総合支援センターのように、子育ての友達や先輩、専門知識のある職員さんに会えたり相談できたりする場があるというのは大切だと思いました。このような施設の存在を知らない人や、知っていても来られない人に対してのアプローチ方法について考えたいです。

                       (関西大学2回生 A.U

 

【高槻市保健所】

 高槻市保健所では、保健所と保健センターの各課の担当者の方から、業務の内容などに関するお話をお伺いしました。一番驚いたことは、高槻市は健康寿命が大阪府内で男性2位、女性1位の長さを誇るということでした。

これまでは、保健所の事業について漠然とした知識しか持っていませんでしたが、今回の訪問で保健所の多岐にわたる業務内容について知る事ができ良かったです。そして、たくさんの専門職の方達によって、保健所の運営や高槻市の公衆衛生の向上がなされていることを知りました。

                        (関西大学2回生 A.U


 

 

【前島クリーンセンター】

 ここでは、技術職の方が多く働かれていました。文系の私には難しいお話もされていて、すごいなと感じました。また、想像していたよりも大きな施設、高い煙突、たくさんのゴミなどに圧倒されました。

 私が小学校の時にも地元のクリーンセンターへ見学に行きましたが、その時よりも近い距離で施設の見学や説明をしていただき、より詳しく学ぶことができました。改めてゴミの分別の大切さを感じました。

                   (関西大学2回生 A.U


 

 

【高槻市立障がい者福祉センター 訪問】

 高障連(こうしょうれん)と呼ばれておられる高槻市立障害児者団体連絡協議会の方々にお話を伺わせていただきました。高槻市と、障がいをもつ当事者やそのご家族の橋渡しをしておられるということです。しかし一言に障がいといっても、身体、発達、精神、視覚、聴覚など、様々な分類があります。高障連のみなさんは様々な障がいに合わせて設立された加盟団体・協力団体の方々と共に、障がいの有無に関係なく幸せに暮らせる社会の実現のためにご活動されておられるのだということがよく分かりました。

 また、このセンター内で市の広報の点訳が行われている場面を見学させていただきました。いたるところで見かける点字ですが、意識して見たことがなく、視覚障がいをお持ちの方と実際にお会いしたこともなかったので、本当に良い経験でした。

                     (同志社大学1回生 Y.T

 

 

【地域包括支援センター 訪問】

 高齢者相談窓口である地域包括支援センターが誕生した背景には、高齢化や核家族化など様々ありますが、今ではなくてはならない存在となってきています。日本の高齢化問題は深刻で、高槻市も例外ではありません。そこで高齢者の方々の尊厳を保持するために、暮らしの支援を少なからずする必要があります。それを職業とされているのが、ヘルパーの方々です。しかし、仕事内容に関して見返りを求めすぎてはいけないため、モチベーションを自身で保たなくてはならず、そこが難しいそうです。職員の方が、将来の職業選択肢にヘルパーという職種がもっと当たり前に存在して欲しいとおっしゃられていました。私も多くの学生にそう訴えかけたいです。

(同志社大学1回生 Y.T

 

 

【郡家老人福祉センター「ふるさと」 訪問】

 60歳以上の市民の方が健康で明るい生活を送れるようにするための施設です。絵はがき、書道、カラオケ、囲碁など、ご自身の趣味や興味に合わせたグループに所属し、楽しんでおられました。私たち4人も「バンパー」という玉つきゲームを一緒に体験させていただきました。優しく教えていただいたので初めての私でもとても楽しかったです。ありがとうございました。

 また、センターを訪問させていただき、心に残ったサービスにお風呂があります。一人暮らしをされている方にとって湯船にお湯を張り、浸かる行為は、身体的危険を伴う可能性や、経済的負担を懸念させる方がおられるそうです。ニーズに合わせたサービスが充実しており、素敵な福祉のあり方だと感じました。         (同志社大学1回生 Y.T

 

 

【高槻市立療育園  訪問】

 こちらは医療型児童発達支援センターで、医師による診察も受けられ、障がいのある子どもさんとそのご家族が適切なサポートを得られるようになっています。センター内では、通園事業、療育事業、外来訓練事業などと様々行われていますが、 私たちはその中の1つである放課後等デイサービスの様子を実際に見学させていただきました。ここで私が最も印象に残っていることは子どもたちのいきいきとした顔です。近年、営利目的の放課後等デイサービスが増加しており、それに伴ってただただ時間をつぶすためにゲームをしたり、悲しいことに暴力を受けていたりというケースも増えているそうです。その点、ここで触れ合わせてもらった子どもたちは「支援」を受けていることがすぐに分かりました。子どもたちの顔を見れば分かります。また、スタッフの方からも子どもたちの生活の質向上のためにという目的を感じることができました。ただ預かっているわけでは絶対にありません。こちらのように、障がいをもった子どもたちを預かる責任を重く感じることのできる放課後等デイサービスがもっと増えることを願っています。

                    (同志社大学1回生 Y.T

 

 

【財政レク】

高槻市の財政課の方に、市の財政についてレクチャーしていただきました。予算の組まれ方や専門用語について丁寧に分かりやすく解説して頂き、財政とはどういったものなのか理解することができました。

 ワークでは、実際に予算を組み、財政課の方にチェックしていただきました。自分では気づけないような視点から鋭いコメントが出てきたりして、このようにして無駄を省いていくのかと知りました。また、収入と支出を一致させる大変さが身に染みて分かりました。

                    (神戸大学1回生 T.K

 

 

【天神祭】

 225日、26日に開催された天神祭のお手伝いをさせていただきました。会場の設営やゴミ箱の設置など、普段経験することのできない貴重な体験をしました。来場してくださった方々が快適に楽しんでいただけるように、いろんなことに気を配って運営する難しさを知ることができました。また地域の協力があるからこそ開催できるのだなと思いました。

                    (神戸大学1回生 T.K

 

 

【消防署見学】

 他の事務所のインターンシップ生と一緒に、高槻市消防本部と中消防署を見学しました。消防本部では、高槻の消防について説明して頂きました。本部内にある指令センターにもお邪魔させて頂き、実際に119をかけて訓練したりしました。緊張感が漂う中、司令官の冷静な対応は、電話をかけてきた方を不安にさせないようにするためだと知り、すごいなと思いました。

 中消防署では、様々な消防車について解説していただきました。実際に使っている道具なども見せて下さり、市民の命を守る大変さが伝わってきました。                (神戸大学1回生 T.K

 

 

【事務作業】

 インターンでは見学だけでなく、事務作業も行いました。内容はいろいろありましたが、政務活動報告書の作成やポスティングなどをしました。書類を廃棄するときも、個人情報が漏えいしないようにひと手間加えてから廃棄しました。            (神戸大学1回生 T.K


 

 

    ~街頭演説~

2018.3月 インターン生 K・Y

 

立命館大学新三回生の者です。

このインターンに参加して気付いたのは、行動することは本当に大事なんだということです。

僕はこのインターンに参加するまで自分の進路についてとても迷いがありました。そんなときに大学の先輩からこのインターンの話を聞かせてもらい、自分にとって進路の迷いをなくすためのいい手段だと思い、参加することを決めました。そしてインターンが終わって、自分の進路というものをハッキリとさせることができました。

2ヶ月前の僕のように自分の将来を迷ってる方はたくさんいると思います。そんな方は、その迷いを打ち消すために、めんどくさがらずに何か行動してみてください。

将来何をしたいかもわからないという方は、インターンやボランティア活動、海外に行ってみるなどしてみて、視野を広げてみるのがいいのではないかと思います。

何か行動してやってみることで気付くことは多いと思います。

僕もこれから将来したいことをするために勉強など頑張るので、みなさんも一緒に頑張りましょう!

 

就活をしている先輩方、本日もお疲れ様です。頑張ってください!

 

 

2018.3月 インターン生  Y・T

 

私は,太田貴子市議会議員のもとでインターンシップをさせていただいております大学生です。この約2か月間のインターンシップを通して感じたことをお話させていただこうと思います。

突然ですが,今,どんな夢をお持ちですか?野望はありますか? 私は料理が上手くなりたいです。英語が流暢に話せるようになりたいです。そして,大相撲が大好きなので,力士の妻になりたい なんて野望もひそかに抱いております。

なぜこの話を申しあげたのかといいますと,「夢は持った時点で半分叶ったようなもんだ」 という言葉が心に残っているからです。これはインターンシップで高槻市の老人福祉センターに伺った際に,教えていただきました。夢を持つと実現するために行動が変わる。これで夢の半分は叶ったという理屈だそうです。夢の存在が向上心を芽生えさせるのですね。夢には大きい 小さいがありますが,それよりも抱くことに意義があるのです。そう改めて気づくことができました。しかし、夢はさあ作ろうと思って作れるものではありません。そう思うきっかけになる出来事が必ずあるはずです。今までにどのような経験をして、そしてそれをどう感じたのか、ここに将来の自分のアイデンティティーを構成する部品はあります。この点からいうと、私はこのインターンシップに申し込んで本当に良かったと思います。太田議員は、私に新しい体験をする機会をたくさん与えてくださいました。議会の傍聴や市の施設の訪問見学、このスピーチもそうです。見たことがなかった景色に、触れてこなかった世界。頭がパンクしそうになったこともありましたが、確実に視野が広がりました。

私には知らないこと・理解できないこと・共感できないことが本当にまだまだたくさんあると思います。しかしそれと同時に,私しか知らないこと・私にしか分からないこと・私にしか感じられないことも どこかにはあると信じています。だからこそ自分のアイデンティティーを大切にこれからも私のこの目と感性で新しい夢を見つけながら生きていきたいです。

 

この拙いスピーチが,どなたかの心に少しでも残りますことを祈って終わりにさせていただこうと思います。ご清聴ありがとうございました。

 

 

2018.3月 インターン生 T・K

 

若い世代に伝えたいこと

 

僕は、二ヶ月間太田貴子議員の元でインターンをさせていただいた中で色んな経験を積み、様々なことを学ぶことができました。具体的な活動と致しましては、介護や児童のための福祉施設を見学したり、市役所で職員の皆さんに仕事について説明していただいたりしました。他にも市議会の傍聴、ポスティングなど、議員のお手伝いもさせていただきました。このような活動を通して僕が学んだことは、大きく分けて3つあります。

 

1つ目は、高槻が福祉にとても力を入れていることです。少子高齢化社会になって、全国の子供の人数は減少しています。高槻市も例外ではありません。ですが、高槻市は児童やその保護者のための支援がたくさんあります。もちろん高齢者の方の為の支援も充実しています。

 

2つ目は、議員も市役所の職員も高槻の発展の為に全力を尽くしていることです。議会や委員会の傍聴、職員の皆さんの生の声を聞いて、一切の妥協を許さず、高槻を良くしようという思いを感じとることができました。

 

そして3つ目に、僕はこのインターンでいかに自分が無知なのか知りました。福祉のことも自分には関係ないと思って過ごしてきたので見学先ではわからないことばかりでした。公務員の仕事も、今森友学園についてニュースで叩かれたりしていますが、いざ市役所を見学すると皆さんしっかり責任をもって働かれており、問題になるのは極一部の人の話であって全員がそうではないということがわかりました。つまりメディアを鵜呑みにするのではなく、立派な社会人としてきちんと判断するためにも政治にもっと関心を持つことが大切だと思いました。

 

最後に僕と同い年くらいの若い人達に言いたいことがあります。それはなんでも興味、関心を持ってもらうことです。日本の学歴社会では確かに勉強は大切です。ですが、社会人には学校で学んだことだけでなく世の中についてもっと知る必要があるのです。選挙権は18歳まで引き下げられ、高校を卒業すると大人の仲間入りするこのご時世ですから、是非とも皆さんに政治に興味を持って欲しいと思います。

 

これで僕のスピーチは終わりです。

 

ご静聴ありがとうございました。

 

 

2018.3月 インターン生 A・U  

 

私は、この度、2 ⽉と3 ⽉の2ヶ⽉間、太⽥貴⼦市議会議員の下でインターンシップをさせていただきました、関⻄⼤学の学⽣の者です。2ヶ⽉間を通して、このインターンシップに参加して感じたことを、この場をお借りしてお話しさせていただきたいです。

突然ですが、今、私の将来の夢は、とても漠然としています。⼈と直接関わること・誰かを⽀えることのできる仕事に就くというものです。そのため、このインターンシップでは、福祉に対する視野を広げたいという⽬標を持ち活動していました。また、普段から、⼈の気持ちに⽬を向けること、⼈の価値観を否定しないことを⼼がけてきました。実際の活動では、私のようなただの⼤学⽣では中々⾏くことの出来ない福祉施設などに訪問させていただきました。そこでは、職員の⽅々に、⾼槻市の様々な福祉事業について教えていただきました。働いている職員さんの⽣の思いを知ることができました。正直に⾔うと、2ヶ⽉間インターンシップを⾏ったからといって、急に将来の姿が明確になることはありません。しかし、⽇々市⺠のために活動される太⽥議員や実際に福祉現場で働かれている⽅の姿を⾒たりして、⼈のために活動できることへの憧れを改めて感じました。そして、⾃分の持つ夢を、夢のままで終わらせなたくないという気持ちが、とてもとても強くなりました。

最後に、政治のことも社会マナーも知らない私に、最後まで優しく接してくださった太⽥議員には、とても感謝しています。私の持つ、⼤⼈のひとや議員の⽅に対するイメージは、プラスの⽅向に⼤きく変わりました。綺麗事ではなく、このインターンシップで、太⽥議員のような尊敬できる⼤⼈の⽅に出会えて、本当に良かったなあと思っています。